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2019.03.13

カネカ、エポキシ樹脂用改質剤の生産能力を増強(2019/2/8)

カネカは、エポキシ樹脂用改質剤「カネエース MX」について、既に既存設備がフル稼働の状況にあり、今後、世界的に大きな需要の拡大が見込まれることから、高砂工業所にて生産設備の増設を決定。約16億円を投資し、2020年7月に稼動する予定となっている。

同改質剤は、エポキシ樹脂が本来持つ耐熱性を損なうことなく、靭性や耐久性を高めることが可能な製品。自動車構造接着剤や風力発電の羽用接着剤などの強化材としてグローバルに販売が拡大しており、同社は2025年に売上高200億円を目指している。