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2018.09.26

中外製薬、低・中分子原薬の製法開発機能強化に向けた新合成実験棟建設(2018/7/26)

 

中外製薬株式会社は、低・中分子原薬の製法開発機能強化のため、浮間研究所(東京都北区)に新たな合成実験棟を建設すると発表した。

建設予定の合成実験棟では、低・中分子原薬の製法開発機能を強化すべく、薬理活性の高い化合物に対応した研究設備を拡充する計画。

これにより、イノベーションと研究生産性向上を促進し、難易度の高まる新薬候補物質の製法確立までのさらなるスピードアップを図るとしている。

近年、有機化学合成によりつくられる低分子医薬品の創薬研究において、高い薬理活性を有する化合物の割合が高まっており、

中分子医薬品においても同様の化合物が中心となることが見込まれている。

同社は高薬理活性化合物への対応を強化した新しい合成実験棟が、低・中分子領域における医薬品開発の大きな役割を果たすと期待している。